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スポンサーサイト上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 2006/08/17(Thu)
五山送り火![]() 古都の夏の夜空を彩る伝統行事、 「五山送り火」が昨夜行われました。 その代表的な「大文字送り火」の点火は午後8時。 続いて同8時10分に「妙法」 8時15分に「船形」と「左大文字」、 20分に「鳥居形」に点火されたそうです。 意外なことに、五山の送り火は それぞれの起源も規模も、点火手法もまちまちです。 代表的な大文字山の大文字の起源は、平安時代に弘法大師(空海)が始めたとも、室町時代または江戸時代が始まりなどとも言われ、諸説あるようです。 これも意外なことでした。 ![]() 人混みを好まない私です。 およそ30年ぶりに「五山送り火」に出かけた理由は、 「写真を撮ってみたい」ってことでした。 イベントに不慣れな上、撮影ポイントも知らないため、 京都に入ったのは午後5時前。 先ずは、あらかじめインターネットで調べておいた北大路橋へ。 ![]() 賀茂川西岸の河川敷を最初は北へ、そして南へ歩くこと30分。 出雲路橋の少し南に陣取りました。 思ったほどの人出ではなく、 川面を渡る風に吹かれながら、3時間も待ったことになります。 流れる雲の変化。 変わりゆく空の色。 ひとつ、またひとつ輝き始める星。 川面に映ろう街灯・・・。 こんなに穏やかな時間を持ったのは 何年ぶりのことでしょうか。 ![]() 大文字山に点火されると、 あちこちで拍手がわき起こりました。 お盆に迎えた祖先の精霊を送るという 送り火の行事。 「ゆく夏を惜しむ市民で賑わって・・・」 などと報じたTVニュースもありましたが、 そんな気も起こらないほどの暑さでした。 汗だくになり、「妙法」をちらちらと眺めながら 北大路橋東詰方面へと移動しました。 五山送り火の点火時間は、それぞれ約30分間。 一カ所でゆっくり眺めるのがよろしいかと。 ![]() 初めて五山送り火を見たのは、30年近く前のことです。 今回はそれ以来の「大文字さん」でした。 初めて見た場所は、下鴨の学生寮の屋上でした。 十代の浪人生だった私が、 なぜお盆に実家ではなく、京都にいたのかは覚えていません。 初めて生で、しかも間近で見る「大文字送り火」の美しさに しばし言葉を無くしたものです。 そして「妙法」「船形」「鳥居形」も点火され、 「大文字」のことしか知らなかった私は、 今度は声を上げて感動しました。 おまけに右半分だけではありましたが、 そこから「左大文」も見えたのです。 全ての送り火が見えるポイントとしては、平安京の要(かなめ) 船岡山が知られています。 しかし一所で全て見えるわけでなく、 山上を東西に移動しなければなりません。 たいへんな人出を予想して、今回は賀茂川に行ったのです。 昨夜は「大文字」の点火後、 移動しながら「妙」の一部と「法」 そして消えかけた「船形」を見ました。 点火は少しずつずらして行われますが、 燃えている時間は、それぞれ30分ほどしかありません。 初めての時に、偶然にも全ての送り火を見ることが出来たことは、 とても好運だったと、今さらながら思いました。 ただし今回も、少しだけ好運なことがありました。 家内が出かけていて、電車賃程度しか持たずに出かけたのですが、 点火まで3時間。 辛抱出来ずにモルツのロング缶を1本買っちゃいました。 何がどうなったのかは不明ですが、誰かがお釣りを受け取らずに行っちゃったのでしょう。 自動販売機に500円入れて、300円のビールを買ったのですが、 お釣りが1270円も出て来ました。 「俺のお釣りや!」 と言う方が現れるといけないので、 どこの自販機かは内緒です♪ スポンサーサイト
Comment
1270円もひろうなんていいな~ こらこら
「拾った」とは人聞きが悪い。 だめじゃん いいんですよ
写真 日暮の"とし"どの
加工した画像って、もしかしてnikichiの上に
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